WAKO(ワコー)の金庫が開かない主な原因と開け方について解説
WAKO(ワコー)製の金庫は頑丈で高品質なため、トラブルが発生した際の解決が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、WAKO金庫が開かない主な原因と、それぞれの解決策について詳しく解説します。ダイヤル番号を間違えただけなのか、それとも故障なのか、原因を特定するためのヒントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
金庫が開かない原因は様々ですが、慌てずに落ち着いて対処するようにしましょう。
この記事でわかること
- WAKO(ワコー)製の金庫の特徴
- WAKO(ワコー)製の金庫が開かない主な原因
- WAKO(ワコー)製の金庫の開け方
目次
WAKO(ワコー)の金庫とは?
WAKO(ワコー)製の金庫は、その高い安全性と使いやすさで知られています。主にシリンダー錠、ダイヤル錠、テンキー式といったラインナップを取り揃えており、防犯面においても高度な技術が用いられており、ピッキングやドリルによる侵入を効果的に防ぐための構造が施されています。
加えて、サイズや形状のバリエーションが豊富で、家庭用から業務用まで幅広い範囲の用途に対応しています。小型のものから大型のものまであり、用途に合わせて選べるため、オフィスや店舗、自宅での使用に最適です。
また、現在WAKOの金庫メーカーである和光鋼業は廃業しているため、込ん子の修理や鍵開けなどについては、メーカー元ではなく専門業者に依頼することが必要となっています。
WAKO(ワコー)の金庫が開かない主な原因
WAKOの金庫が開かない主な原因は、以下5つとなっています。
この項目では、それぞれの原因について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1.暗証番号やダイヤル番号の間違い
WAKOの金庫が開かない場合、最も一般的な原因は、暗証番号やダイヤル番号の間違いです。慌てずにゆっくりと番号を間違えていないか確認しましょう。
2.鍵穴の詰まり
金庫が開かないという場合は、鍵穴に埃や汚れが溜まって詰まっている可能性があります。鍵穴専用の掃除用具を使って、埃や汚れを丁寧に掃除しましょう。
3.故障や損傷
金庫本体やロック部分に故障や損傷がある場合も、金庫は開かなくなってしまいます。自分で修理しようとすると、更なる故障を招く可能性があるため、必ず専門業者に依頼してください。
4.ロックアウト機能
誤操作防止機能として、連続して間違った番号を入力すると、一定時間金庫が開けられなくなる「ロックアウト機能」が搭載されている場合があります。取扱説明書を確認し、ロックアウト解除方法を試してみてください。
5.メンテナンス不足
定期的なメンテナンスを怠ると、金庫の内部に錆や汚れが溜まり、故障の原因となる可能性があります。取扱説明書に従って、定期的にメンテナンスを行いましょう。
WAKO(ワコー)の金庫の開け方を解説
WAKOの金庫が開かなくなってしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
テンキー式、ダイヤル式、シリンダー式それぞれの開け方について解説します。
1.テンキー式
開かなくなったテンキー式金庫は、まず暗証番号の入力ミスがないか確認します。連続して間違った番号を入力するとロックアウトされることがあるので、正しい番号をゆっくり丁寧に入力してください。それでも開かない場合は、電池が切れている可能性がありますので、電池を交換してから再度試みてください。
2.ダイヤル式
ダイヤル式金庫が開かない場合、まずはダイヤルが正確に合わさっているか確認してください。指定された数字に正確にダイヤルを合わせる必要があります。一つ一つの数字を確実に合わせた後、最終的な数字で止め、レバーを引くかハンドルを回して開けます。この際、ダイヤルを無理に回さず、滑らかに操作することが重要です。
3.シリンダー式
シリンダー式で開かなくなった金庫は、鍵穴に異物が詰まっていないか、また鍵が正しく挿入されているかを確認します。鍵穴に詰まりが見られる場合は、専門の清掃ツールを用いて清掃するか、エアダスターで吹き飛ばしてみてください。鍵が正しく機能しない場合は、鍵自体の損傷も考えられるので、新しい鍵に交換するか、専門の鍵屋に依頼することをおすすめします。
WAKO(ワコー)の金庫の鍵トラブルを防止するには?
WAKO製の金庫で鍵トラブルを防ぐためには、いくつかの予防措置を講じることが重要です。まず、定期的なメンテナンスが必須です。特に、鍵穴やダイヤル部分には埃が溜まりやすいので、定期的にクリーニングを行い、専用の潤滑剤を適切に使用して鍵穴や可動部分の動作をスムーズに保つことが効果的です。
次に、正しい操作方法を守ることが大切です。ダイヤル式の場合、強引に回すと内部メカニズムに負担をかけ、故障の原因となることがあります。テンキー式の場合、暗証番号の入力ミスが多いとロックアウトされるため、慎重に番号を入力することが求められます。
また、金庫の鍵や暗証番号は定期的に変更することをお勧めします。これにより、不正アクセスのリスクを減らし、安全性を高めることができます。変更した情報は安全な場所に保管し、限られた人々だけがアクセスできるようにしてください。
さらに、金庫を使用しないときは、鍵を確実に保管し、紛失や盗難のリスクを最小限に抑えることも重要です。鍵が必要な場合は、それを安全な別の場所に保管し、使用する人だけが知っていることを確認してください。
これらの予防策を実施することで、WAKOの金庫の鍵トラブルを効果的に防ぎ、長期にわたって金庫を安全に使用することが可能になります。
まとめ
WAKOの金庫の基本情報、開かない主な原因とその対処法、さらには異なるタイプの金庫の開け方を詳しく解説しました。暗証番号の誤入力、鍵穴の詰まり、機械的故障、ロックアウト機能の作動、メンテナンス不足がトラブルの主な原因です。適切な使用と定期的なメンテナンスにより、これらの問題を防ぎ、金庫を長持ちさせましょう。
⾦庫鍵開けセンターでは、WAKOの金庫をはじめ、国内外さまざまなメーカーの金庫の鍵開けに対応しています。お伝えしたように、WAKOのメーカー元はすでに廃業してしまっているため、鍵のトラブルについては、金庫開けセンターのような専門業者への依頼が必須。
金庫の鍵開け・メンテナンスなど、今季のトラブルでは⾦庫鍵開けセンターへご相談ください。