【小美玉市西郷地】の金庫の鍵開け施工事例
茨城県小美玉市西郷地に向かったのは、秋の肌寒い朝のことだった。今回の依頼は、家庭用の手提げ金庫を開けてほしいというもの。鍵もなく、ダイヤル式の暗証番号も不明だということだった。ご依頼主の木村さんは、緊急の用事ではないが、重要な書類が入っているためできるだけ早く開けてほしいと希望していた。 到着したのは木村さんの自宅。外観は昔ながらの落ち着いた平屋建てで、周囲は静かな住宅街。ご家族が出かけているため、木村さんが一人で私を出迎えてくれた。玄関先で簡単な挨拶を済ませた後、すぐに作業に取り掛かることにした。 リビングルームに案内されると、テーブルの上には手提げ金庫が鎮座していた。メーカーはダイヤセーフ(Diamond Safe)で、家庭用の手提げ金庫としてはよく見かけるモデルだ。しかし、鍵はなく、ダイヤル番号も全く分からない状態。こういったケースは珍しくないが、油断は禁物だ。金庫の種類や状況によっては、思わぬ苦戦を強いられることもある。 まず、金庫の外観を慎重に確認し、傷や異常がないかチェックする。こうした作業では、慎重さが求められる。場合によっては金庫内部に損傷を与えずに開錠するのが難しい場合もあるため、確認作業は欠かせない。 次に、ダイヤルと鍵の部分を見定める。この手提げ金庫は、単純に強引にこじ開けることもできるが、それでは依頼人の要望に反してしまう。木村さんは「中に重要な書類が入っているんです」と何度か念を押していたため、慎重に手順を進めなければならない。 ダイヤル番号を解読するための専用の道具を取り出し、金庫にセットする。この道具はダイヤルの微妙な動きを感知し、どの番号が使用されているかを特定するためのものだ。何度かダイヤルを回しながら、注意深くデータを集める。集中力が試される作業だが、経験の蓄積があるため、手は自然と動いていく。 時間がかかることを想定していたが、思ったよりも早く番号を特定することができた。運も味方してくれたのだろう。残るは鍵だ。鍵がないため、ピッキングを使って開けるしかない。ここでも慎重に道具を選び、ゆっくりと鍵穴に差し込んでいく。ピンを一つ一つ調整しながら、集中力を切らさないようにする。これも経験がモノを言う部分だ。 そして、ついに「カチッ」という小さな音が聞こえ、金庫の鍵が開いた。少しずつふたを開け、中の状態を確認する。木村さんもすぐそばで見守っており、金庫が無事に開いた瞬間、安堵の表情を浮かべていた。「本当に助かりました!」と、感謝の言葉をいただいた瞬間が、やはりこの仕事のやりがいを感じるひとときだ。 作業時間はおよそ1時間ほど。慎重に作業を進めたため、中身にはまったく影響はなかった。木村さんも「これでようやく安心できる」と、書類を確認していた。 最後に、料金の支払いについての話になった。今回の対応料金は23,000円。現金でのお支払いかと思いきや、木村さんは「クレジットカードって使えますか?」と尋ねてきた。クレジットカードでの支払いも対応しているため、安心してカードを使っていただくことができた。木村さんは「カードが使えて本当に助かりました」と、再度お礼を言ってくれた。 作業を終え、木村さん宅を後にするころには、気持ちの良い秋風が吹き始めていた。金庫の開錠作業はいつも緊張を伴うが、無事に終わったときの達成感は何度味わっても格別だ。依頼人の大切なものを守りつつ、また次の仕事に向かう。今日もまた、無事に一つのミッションをクリアした。
お客様の声 小美玉市西郷地K.Y様
先日、茨城県小美玉市にある我が家に来ていただき、手提げ金庫の開錠をしていただきました。鍵も暗証番号も全く分からない状態で、どうしようかと途方に暮れていたところ、金庫鍵開けセンターさんにお願いすることにしました。緊急ではありませんでしたが、金庫の中には大切な書類が入っており、できるだけ早く開けてほしいとお願いした次第です。 当日は、作業員の方が時間通りに来てくださり、非常に丁寧に作業を進めてくれました。手提げ金庫の外観を一つ一つ確認し、ダイヤル式金庫の暗証番号を解読するための専用道具を使いながら、プロフェッショナルな手際で作業を進めている様子が印象的でした。 実際に開錠までの時間は思ったよりも早く、1時間ほどで金庫を開けていただきました。中の書類も無事で、心配していた損傷も一切なく、安心して作業を見守ることができました。 また、支払いの際にクレジットカードが使えることを知り、非常に助かりました。最近は現金を持ち歩くことが少なくなっているため、カード払いができたおかげでスムーズに精算を終えることができました。23000円という料金も、作業の内容と手際を考えれば非常に納得のいくものです。 本当に感謝しています。ありがとうございました!