【潮来市永山】の金庫の鍵開け施工事例
浜松様の家庭用のプッシュ式テンキー金庫が開かなくなったとのこと。新婚生活をスタートして間もない頃に、こんなトラブルが起こるとは、依頼の電話口でもかなり焦った様子が伝わってきた。 「鍵がどこかに行っちゃって、開かなくなってしまって……」という、少し申し訳なさそうな声が印象的だった。金庫のメーカーはディプロマット(Diplomat)で、普段は鍵で開け閉めできるタイプだが、その鍵が紛失してしまい、テンキーではなく鍵のみで管理していたらしい。暗証番号も控えていなかったということで、私にとっても少し難度の高い案件になりそうだった。 西野さんの家に到着すると、さわやかな笑顔でご夫婦が出迎えてくれた。まだ新婚さんらしく、どこか初々しい雰囲気が漂っている。リビングにはシンプルで可愛らしいインテリアが並び、その一角に今回の問題の金庫が鎮座していた。 「これなんですけど……、結婚前に夫が使っていたものなんです。重要な書類や貴重品が入っていて、早く取り出したいんですけど、どうにも開けられなくて……」と、奥様が少し心配そうに話す。普段は使っていないものだったが、急に必要になったため開けようとしたところ、鍵が見つからずどうにもならなくなってしまったとのこと。 まずは金庫の状態をじっくり確認。外観には特に異常はなく、テンキーパネルもしっかりしている。ただ、テンキーでは暗証番号がわからないので、鍵穴を利用して開錠するしかない。ピッキングのスキルが試される瞬間だ。 専用の工具を取り出し、慎重に鍵穴に差し込みながら内部の仕組みを探る。このタイプの金庫は、頑丈な作りなだけに内部構造も複雑で、力任せでは開けられない。微妙な手応えを感じながら少しずつ操作していくと、ご夫婦はソファに腰掛けて、心配そうに作業を見守っていた。 「あと少しで開きますよ」と声をかけると、少し緊張が解けた様子でほっとしているのがわかった。しばらくして、「カチリ」という音が響き、金庫のロックが解除された。ゆっくりと扉を開けると、中には大事そうな書類や、結婚式の思い出が詰まった品々が綺麗に収められていた。 「ありがとうございます!無事に開いて、本当に助かりました」と、奥様が笑顔で感謝の言葉をかけてくれた。ご主人も「鍵の管理が甘かったですね。これからはちゃんと番号も記録しておきます」と、笑いながら話していた。結婚生活のスタートに、これが良い教訓となったかもしれない。 対応料金は26,000円。難しい開錠作業だったが、ご夫婦も「これで安心できるなら」と快く支払ってくれた。新婚生活の一部を垣間見たこの仕事は、ただの金庫開錠ではなく、二人の大切な日々を守るお手伝いができたように感じた。 作業を終え、外に出るとすっかり日が暮れていた。潮来市永山の静かな街並みを後にしながら、次の現場へ向かう準備を整えた。金庫を開けるだけでなく、そこにある思い出や物語を紡ぐ仕事でもある。今日もまた、そう感じさせられた一日だった。
お客様の声 潮来市永山H.N様
急な依頼にもかかわらず、すぐに来ていただけたことに感謝しています。実は現金の持ち合わせが少なく、どれくらいの費用がかかるのか心配していました。特に、こんな突然のトラブルで現金を用意するのは難しかったので、どうしようかと悩んでいました。 ところが、クレジットカードが利用できると聞いて本当に安心しました。電話の際に、作業前に料金の説明も丁寧にしていただき、追加料金が発生しないことも確認できたので、とても信頼できると感じました。こういった突然の出費にはカードが使えるのがありがたく、予算内で対応していただけたので心から助かりました。 作業員さんはとても感じが良く、清潔感があって、家の中に入っていただいても安心できました。作業の進行状況をきちんと説明してくれたので、不安もなくお任せできました。無事に金庫が開いたときは、本当にほっとしました。 今後は鍵の管理をもっとしっかりと心がけますが、もしまた困ったことがあれば、ぜひお願いしたいと思います。本当にありがとうございました。