【稲敷市南ケ丘】の金庫の鍵開け施工事例
その日は、冷たい風が吹きつける冬の夜でした。暗くなり始めた頃、事務所で業務用の投入式金庫が開かなくなってしまったとのことで、茨城県稲敷市南ケ丘にお住まいの柊様から緊急の依頼が入りました。「夜遅くなってしまいましたが、すぐに来ていただけますか?大事な現金が入っているので、早急に開けてほしいんです」と、電話越しに少し焦りの色が感じられました。 私は「すぐに伺いますので、安心してください」とお伝えし、必要な工具を用意して現場へ向かいました。南ケ丘の住宅街は、夜の静寂に包まれており、街灯の光がほのかに道路を照らしていました。車の窓越しに見える景色はどこか静けさを増し、寒さが肌に染み渡るほどです。到着すると、柊様は事務所の前で待っており、ほっとした表情を見せてくれました。 「こんな遅い時間に、すぐ来てくださって本当に助かりました」と感謝の言葉をいただき、早速、事務所内に案内されました。そこにはサガワ製の業務用投入式金庫が置かれており、しっかりとした堅牢なデザインが目を引きます。柊様によると、鍵は手元にあるものの、ダイヤルの暗証番号がどうしても思い出せず、どうにもならないとのことでした。 「番号がわからないだけであれば、何とかして開けられますので、お任せください」とお伝えし、作業に取り掛かりました。金庫の投入式タイプは、現金や書類などを手軽に入れられる反面、一度ロックされるとセキュリティが非常に高く、ダイヤルの番号がないと解錠が難しい構造です。今回は、鍵があるという点が唯一の救いでしたが、依然として暗証番号を解明する作業が必要でした。 まず、ダイヤル部分を慎重に確認し、手の感触に集中しながら内部のメカニズムに細かくアプローチしていきます。経験と技術が物を言う瞬間ですが、焦らず冷静に進めることが大切です。少しずつダイヤルの手応えを探りながら、内部のピンを確認し、暗証番号の特定に向けて進めました。 事務所の照明が淡く照らす中、柊様は少し不安げな様子で見守っていました。「順調ですか?」と尋ねられる度に「あともう少しで開くと思います」と、落ち着いた声でお伝えしました。数分後、ついに手に伝わる感触が変わり、最後のダイヤルを回すと「カチッ」と音が鳴り、金庫のロックが解除されました。 「開きましたよ」と声をかけると、柊様は驚いた表情で金庫を確認し、「本当にありがとうございます!もうダメかと思っていました」と、深い安堵の表情を浮かべました。金庫の中には、現金や重要な書類が無事に保管されていたことに安心されたようで、何度も感謝の言葉をいただきました。 作業が無事に終わり、料金をお伝えしました。「今回の対応料金は29,000円になります」と申し上げると、柊様は「他の業者さんにお願いしても、夜遅いから断られると思っていたんです。でも、こんなにすぐ対応してもらえて、この金額で済むなんて本当にありがたいです」とおっしゃり、快くお支払いを済ませてくださいました。 最後に「また何かあれば、いつでもご連絡ください」とお伝えし、夜の寒空の下、車に戻りました。外はさらに冷え込み、星が鮮やかに輝いていましたが、お客様の困りごとを無事に解決できたという達成感が、私の心を暖かくしてくれました。
お客様の声 稲敷市南ケ丘H.M様
先日は夜遅くにもかかわらず、迅速に対応していただき本当にありがとうございました。事務所の金庫が開かなくなり、どうしようかと不安に思っていたところ、すぐに駆けつけてくれて大変助かりました。しかも、寒い夜でしたが、親切で落ち着いた対応をしてくださり、とても安心しました。ダイヤル番号がわからず困っていましたが、丁寧に作業を進めていただき、あっという間に開錠していただいたときは本当に驚きました。 さらに、こんなにスピーディーで確実な作業にもかかわらず、料金が他の業者さんと比べてとてもリーズナブルだったのも驚きました。正直、夜遅かったので追加料金などを覚悟していましたが、事前にお聞きしていた通りの価格で対応していただけたことに感謝しています。お金の面でも、心の面でも、大変助かりました。 もしまた何か困ったことがあれば、ぜひお願いしたいと思っています。この度は本当にありがとうございました。